以前は、運転免許試験場で厳しい審査に合格した者だけが手にすることができた大型二輪免許ですが、平成8年から教習所でも取得することが可能になりました。もちろん私も教習所で取得しています。私は普通自動二輪(昔の中型限定免許)を持っていましたので、12時間の技能講習を受けるだけで済みました。具体的な講習内容について紹介したいと思います。各時間の詳細な講習内容についてもいずれ紹介する予定です。
1時間目
バイクの取り回しについて練習しました。中型経験者だったため、取り回しについては早々に切り上げ、コース走行を行いました。また1本橋(平均台)とスラロームも行いました。
2時間目
課題走行(8の字、クランク、1本橋、スラローム)を行いました。見通しの悪い交差点の通過も練習します。
3時間目
坂道発進の練習をしました。2時間めに続き課題走行の練習を繰り返します。
4時間目
AT車の教習を行いました。MT車に比べてホイールベースも長く、コツを掴むまでS字やクランクでは苦労しました。
5時間目
課題走行がすべてできることを確認し、第1段階のみきわめをもらいました。
6時間目
第二段階の課題走行のうちクランク、スラローム、S字、平均台の練習をしました。
7時間目
第二段階の課題走行に加えて急制動と波状路の練習を行いました。
8時間目
様々な状況を想定しバランスのとり方を学びました。コーナリング(リーンウイズ、リーンイン、リーンアウト)、滑りやすい場所でのブレーキング、コーナリング中のブレーキング、回避行動、狭路小旋回など経験しました。
9時間目
シミュレータによる訓練を行いました。
10時間目
卒業検定に向けての総合練習を行いました。
11時間目
引き続き卒業検定に向けての総合練習を行いました。
12時間目
引き続き卒業検定に向けての総合練習を行いました。第二段階のみきわめをもらいました。あとは、卒業検定に合格すれば晴れて大型二輪免許を手に入れることができます。
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