ツアラーに装備することが多いサイドケースやトップケースですが、サイドケースについては、パニアとかサイドパニアとも呼びます。その語源について調べてみました。
パニア(Pannier)辞書で調べてみた
1. A large wicker basket, especially:
The American Heritage Dictionary
a. One of a pair of baskets carried on the shoulders of a person or on either side of a pack animal.
b. A basket carried on a person’s back.
2. A basket or pack, usually one of a pair, that fastens to the rack of a bicycle and hangs over the side of one of the wheels.
和訳すると:
1.大きな枝編み細工の籠(バスケット)、特に:
a.人の両肩あるいは荷物を運ぶ動物の両側で運ばれる一対の籠のうちの1つ
b.人の背中に背負われた籠
2.自転車の荷台に固定され、一方の車輪の側面にぶら下がっている籠または荷物(通常はペアのうちの1つ)。
Wikipediaによれば、、
馬やロバ、ラクダなどの家畜(使役動物)に、荷物を背負わせるための鞍に取り付けた背負いかご、バッグや荷台(荷鞍)の事である。
バイク用語での使い分け
オートバイではタンデムシートの両側につけるもので主にキャビネット型のものをパニアケースやサイドケースとよびます。また、タンデムシートの両側につけるバッグ型のものはサドルバッグと呼ばれることが多いようです。
さらに調べてみると、バッグ型でもトライアンフのようなヨーロピアンクラシックバイクに装着するものはパニア、ハーレーのようなアメリカンバイクに装着するものはサドルバッグと呼ばれているようです。なお、GIVI製品はサイドケースまたはサイドハードケースと呼ばれています。
まとめ
パニアとは、 人や家畜がモノを運ぶときに使った 二組の枝編みの籠のことで、現在は自転車やオートバイで使用される主に後輪の両脇に垂らすバッグのことを指します。
パニアケース、サイドケース、サドルバッグなど呼び方があり、種類や装着するバイクによって呼び方が変わります。
コメント